こんばんは(*^-^*)
9月30日と10月1日の両日にわたって開催されました、第57回・全日本模型ホビーショー(2017年)に行ってきました!!(*ノωノ)
場所は、東京・お台場の東京ビックサイトです。
会場では様々なジャンルのホビー関連企業が出展し、プラモデルやフィギュア、トイホビーなど多数のアイテムを展示。体験・展示コーナーやミリタリーアート展、模型組み立て教室の他、メインステージやミニステージが設置され、魅力いっぱいの各種イベントが開催されました。
開催概要→
全日本模型ホビーショー2017年公式サイト
9月30日(土)の方に行ってきたのですが、ピットロードさん主催の
『大和ミュージアム館長 戸高一成氏と語る、大和型戦艦の真実』というトークイベントがメインステージでやっていて、貴重な専門家のみなさんのお話が聞けて、とてもためになりました。
なんと、今回の潜水調査で、大和に、25㎜の2連装機銃が装備されていた疑いがあるそうです!(今までの定説は、25㎜機銃は、3連装と単装のみでした)トークショーで、画像を見せていただきました。ただ、それが、大和のどの位置に装備されていたのか、またいくつ装備されていたのかは、わからないらしく、まだまだ、不明な部分みたいです。はっきりとわかったら、今後の模型にも、反映されていくのでしょうね(*^-^*)
それでは、見る!聞く!触れる!体験する!
見どころ満載のイベントの模様を出来るだけ、レポートしていきます(*^-^*)
※画像は全て、『写真撮影OK』のものです。
(画像はクリックで拡大します)
◎ミリタリーアート展
イラストレーター生瀬範義(おおらいのりよし)さんの作品展です。
『スター・ウォーズ』『ゴジラ』シリーズをはじめ、SF・時代劇・戦記物など、あらゆるジャンルの作品を描き続けた方で、
その中でも、戦記物の代表作が集結していました!
近くでみると、艦船の絵には、直線で描かないといけない部分がたくさんあると思うのですが(砲身や、船体など)、ほんとに綺麗に描かれていて、どうやって描いているのか、不思議になるぐらいでした。そして、迫力もすごいです!
※2018・1.6~2.4まで、『東京・上野の森美術館』で、250点一挙公開の生頼範義展があるみたいですので、
ご興味ある方は、訪れてみてはいかがでしょうか。→
生頼範義展サイト
作品名=『特攻戦艦大和』
『戦艦扶桑型・伊勢型』
『死闘の水偵隊』
『ソロモンニューギニア作戦Ⅰ』
『液冷戦闘機 「飛燕」』
『高速爆撃機・銀河』
『榛名(戦艦)』
『赤城(空母)』
◎プロモデラー奥川泰弘氏の作品展
ジオラマアートで有名な、奥川泰弘氏の作品展です!
普段自分が製作している、艦船模型では、このようなジオラマはないので(あっても、海面の洋上航走ジオラマぐらい)、なんだか、ちょっと新鮮に感じます。本当に本物の建物みたいで、サビの表現、油の汚れなど素晴らしいです。見習います(*ノωノ)
◎静岡WL & 青島模型
『静岡WL』とは、静岡の模型メーカー3社の共同企画のブースで、タミヤ、(株)青島文化教材社、(株)ハセガワのウォーターラインシリーズを紹介しています。製品ラインナップは、現在、150点以上も出ているそうですよ!
ブースには、1/700洋上モデルの展示や、僕も購入したことがあるのですが、ウォーターラインシリーズのガイドブックが売られていました。ガイドブックには、模型製作の手引きや、情景模型のつくり方、軍艦の知識の事など、色々と製作のためになるようなことが載っています。値段もお手頃ですし(確か、、、900円ぐらい)おすすめです。特に、これから、艦船模型を作ってみようという方には、いいと思いますヽ(・∀・)ノ
1/700スケールは、スペースをとらずコレクションに最適ですし、精密な細部表現で作りごたえも十分楽しめます。艦船模型製作者として、これからも是非、いいモデルを作っていただきたいです。応援しています!
青島模型さんのブースには、これから新発売の艦これ仕様の『軽空母 大鷹』『航空母艦 アークロイヤル』が並んでいました。
ヨーロッパの艦船って、なんだか、優雅な感じがしますよね。なんか、いつも紅茶飲んでそうです。そんなイメージのアークロイヤルのキャラ設定はぴったりだなぁと思いまして、写真を撮りました(n‘∀‘)η
◎バンダイ
いきなり、ブースにドーンと1/100スケールの大きな宇宙戦艦ヤマトがありました!
波動砲の発射音も聞こえていましたよ。
◎鉄道模型
鉄道模型には、あまり詳しくないのですが、この『DD51』というのは、子供の頃に、JR八王子駅で見かけたことがあって、「こんな色の電車があるのかぁ、、、」と、少しだけわくわくした記憶があります。
ディーゼル機関車ということで、他の電車の形とも違っていて、なんかかっこいいなぁと思っていました。そんな気持ちで、この『DD51』だけ撮りましたヽ(´▽`)/
画像がなくて申し訳ないのですが、他にも、様々な鉄道模型が展示されていましたよ。
◎ちょっと休憩
メインステージで行われた、『大和ミュージアム館長 戸高一成氏と語る、大和型戦艦の真実』のトークショーで貴重なお話を聞いたあと、ちょっと会場の外に出てみました。
場所が、東京・お台場なので、『東京ベイブリッチ』が目の前に飛び込んできました。う~む、きれいなトラス構造の橋です。
橋を見ながら、艦船模型製作の勉強にもなるなぁと、そんなことばかり考えていましたΣ(゚д゚;)
艦船模型でいうところの、内火艇みたいなサイズの船が航走していました。
◎ピットロード
ついに来ました!ピットロード社!今回のホビーショーで、一番見たかったブースです。
理由はもちろん、最新考証の戦艦大和のキットが発表になったからです!2016年の大和潜水調査により、多くの情報や発見がもたらされました!
今回のメインステージのトークイベントで、専門家の方や、大和ミュージアム館長の戸高氏がおっしゃっていたのですが、大和は、これまでも何回か潜水調査をしているのですが、今までは、調査といっても、テレビ局が、「大和を発見しました!」ぐらいの感じで、詳しい計測などはしてなかったそうです。それが、今回は、完全に詳細な潜水調査が行われました。
その調査結果を精査して、完成したのが、今回のキットです!
まだまだ謎の部分もたくさんあるということですが、真実の大和をいつまでも追い求める心意気に感謝です!(*´ω`*)
画像は、会場新発表の戦艦大和(最終時)、武蔵(最終時)です。最新考証がふんだんに盛り込まれているのも、嬉しいのですが、成形技術の進歩も、ほんとにすごいです(゚∀゚) 素組みでも、十分楽しめるし、コレクションになると思いますよ!
ブース内で頂いたフライヤーです。
2015年のシブヤン海での武蔵発見により、こちらも最新考証のものが2018年1月に発売予定です。
◎フレームアームズ・ガール
フレームアームズ・ガールは、東京都立川市に本社がある玩具メーカー、『コトブキヤ』が企画、製造したキャラクターです。
JR立川駅に、立川本店(販売店舗)があり、プラモデルやフィギュア、模型塗料、工具類など一式が売っています。
うちの工房から、わりと近いので、たまに、立川に買い出しにいくことがあります。
少し前にアニメのテレビ放送をしていましたが、立川駅周辺の本当の景色をアニメに使っていて、ちょっとだけ、嬉しい気持ちになりました。でも、地元の人にしかわからないんだろうなぁ、、、と思ってました(つд⊂)
そして、立川市とのコラボということで、今回、会場の入口に、フレームアームズ・ガールのキャラクターたちがプリントされた市営バスが展示されていました。会場のお客さんたちは、展示されているバスにみんな乗り込んだりしていましたよ。

10/1スケールが展示されてました。本当のキャラクターは、これの1/10ということです。

これが本当の大きさです。
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このキャラクターは、『バーゼちゃん』というらしく、うちの工房でたまにお手伝いをしてくれている『助手(o・ω・o)』のお気に入りということで撮りました(笑)
◎ゴッドハンド(スジ彫りヤスリ 実演)
ここのブースで、スジ彫りヤスリの実演会をしておりました。こういう、便利工具の使い方が、目見て、手で触ってわかるのも、
ホビーショーの醍醐味です(^^♪
このスジ彫りヤスリ、『小』と、『極小』の二つのサイズがあり、『極小』は、0.2㎜以下のスジ彫りも出来るとのことでした。
普段、ケガキ棒を使ってスジ彫りをしているのですが、0.2㎜以下のスジ彫りは、とにかくケガキ棒の刃が細くて、とても折れやすいです。先日も、一本折ってしまいました"(-""-)" ですが、このスジ彫りヤスリでしたら、そういう心配はありません!また、ケガキ棒ではケガキにくい、曲線のスジ彫りも自由自在でした!( ゚Д゚)
一本ほしいなぁ、、、。
※右利き用と、左利き用があります。
<最後に>
楽しいホビーショーでした。絶対にまた来ます!いい勉強にもなりますし、なにより、いい刺激をたっぷりと受けました(*^-^*)
また製作に励みます!

楽器の模型です。音楽に関することも好きなので、思わず撮りました。
本当にいろんな展示があって、ご紹介できたのは、ほんの一部です。まだまだ魅力的なものがたくさんありましたよ。
もしもまだ行ったことがない方がいましたら、是非行ってもらいたいです。お子様との家族連れや、カップルでいっても楽しいと思います(*'ω'*)
ふ~、やっと、書き終わりました(*ノωノ)
でも、ブログを書いていると、ホビーショーの魅力をまた思いだして、楽しかったです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!
それでは!また!
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